非正規と正規の平均給与。差がありすぎて『それ、ま?』 ※国税庁発表資料から

生活部

今回は、国税庁が毎年発表している『民間給与実態統計調査結果』の2019年版が、先日(2020年9月29)公開されたので、いくつか抜粋してみますね。

■正規・非正規について
正規・非正規の言葉が何を表しているか、こちらのついても調査結果に説明されているので、そのまま記載します。
※参照ソース : 3頁『7 用語の説明』

□正規
役員、青色事業専従者及び非正規を除く給与所得者のこと

□非正規
パートタイマー、アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託等のこと

 
さて、各メディアの報道では大まかに平均給与総額は『436万円』と報じていましたが、この数字は正社員や契約・パートタイムなどの給与すべての平均であるため、自分の給与と比較したい場合は大した参考になりません。
そこで、発表されている情報から、正規・非正規別、男女別の平均給与を算出してましたので、以下に記載します。

(a) 1年を通じて勤務した給与所得者数

正規男性の人数  : 2314万人
正規女性の人数  : 1172万人

非正規男性の人数 : 370万人
非正規女性の人数 : 845万人

(b) 1年を通じて勤務した給与所得者に支払われた給与総額

正規男性  : 129兆9187億円
正規女性  : 45兆5846億円

非正規男性 : 8兆3554億円
非正規女性 : 12兆8540億円

(c)上記(a)(b)から算出した平均給与総額

正規男性  = 562万円
正規女性  = 389万円

非正規男性 = 226万円
非正規女性 = 153万円

※端数は切り上げてます
※参照ソース : 11頁『1 給与所得者数及び給与総額』

 
上記を見て、みなさんは何を感じるでしょうか?
男女差はともかく、正規・非正規でこんなにも差がでてしまっているのが現状です。
非正規の所得は正規の半分以下だなんて、驚きを通り越して笑ってしましますねwww
(注) poporon は非正規です。


 
次に抜粋するデータは非正規の方にとっては悲しくなるかもしれません。

(d)対前年比の平均給与
※以下はいずれも男女混合の値です

全体の平均給与  : 436万円(対前年比 1.0% 減)
正規の平均給与  : 503万円(対前年比 0.0% 減)
非正規の平均給与 : 175万円(対前年比 2.5% 減)

※参照ソース : 6頁『民間給与実態統計調査結果の概要』
 
全体では 1%程給与が下がっていますが、下がったのは非正規だけだった・・・というオチでした。
『会社が正社員を守ってくれている』という証だと思うので、わたしは【有】だと思います。
でも、いくらなんでも非正規の給与が低すぎではないでしょうか?
企業努力で収益改善とか出るけど、その努力が非正規に向いているケースもありそうで怖いね。

 
※参考
『民間給与実態統計調査結果』

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